【花野井くんと恋の病】1巻のあらすじ
喫茶店で一人の少年が向かい合っていた少女に水をかけられて罵声を浴びせられていました。
日生ほたるは友達とその場面に遭遇し、その友達は水をかけられた男性が同じ学年の花野井くんだと言います。
顔と偏差値がどちらも80オーバーのイケメンでそんな彼のゴシップが見られて友達は興奮していましたが、
ほたるは興味がなくひたすらパフェを食べていました。
ほたるはまだ同じクラスの人を覚えることで精一杯だと言い、友達はもう12月だぞと突っ込みます。
そして水をかけた女性は花野井にまともな恋愛は一生できないと怒鳴りつけて去って行き、
ほたるはなんでそんなひどいことを恋愛した相手に言えるのかと疑問を口にしました。
友達は可愛さ余って憎さ100倍、ほたるも恋愛すれば分かると言い、
さらに彼氏ができたことをほたるに告げ、ほたるの淡白な祝福の仕方にもっと寂しがって欲しいともだえます。
ほたるは街を歩きながら家族と友達、そして穏やかな日々があれば恋愛はできなくても良いと考えていたら、
雪が降る中ベンチに座り続ける花野井を見つけました。
ほたるは花野井に傘を差しだし、風邪ひいちゃいますよと心配してあげると、
翌日ほたるのクラスに花野井が来てほたるに好きだから付き合ってくれと言います。
翌朝、ほたるが登校していると花野井が待っており、告白を断ったことを確認すると彼はもっと自分のことを知って欲しいと言いました。
それを見ていた男子生徒は花野井が告白したことが本当だったこと、そして相手が思ったより美人じゃなかったことを話しほたるは落ち込みます。
花野井はほたるにどんな髪型が好きか聞くと、彼女は洗いやすいから短い方が好きと言い、
ほたるは彼になんで自分を選んだか聞くと自分は少し話すと相手に幻滅されるがほたるは普通に話してくれるからと答えました。
一緒に登校するとクラスでほたるの友人のきょーちゃんが花野井と付き合うことにしたのか、それだと寂しいと涙流しながら語り、
ほたるはそれを否定して花野井がもっと自分を知ってから決めて欲しいと言っていたことを伝えます。
友人のしばむーはほたるに彼の印象はどうかと聞くと謎多き人と答えるのでした。
ほたるが豚角煮まんのちらしを見ていると花野井が来てほたるの荷物を持ってあげます。
その花野井はなんと髪の毛を切っており、ほたるはあれは自分がする好きな髪型のことではないかと驚き、理解不能という顔をしており花野井に笑われます。
ほたるは色々してもらっているのに好きになる気持ちが分からないと言うと、分からないならクリスマスまで付き合おうと花野井は提案し、
ほたるはそれだと花野井を傷つける、自分みたいのは恋をしない方が良いと言うと花野井は恋をしちゃいけない人なんていないと言い、
ほたるは思わず彼の顔を見るとにっこり微笑みかけられるのでした。
きょーちゃんは彼氏と、しばむーは部活のミーティングがあると去り、ほたるは1人で昼食をとることになると花野井が誘いに来ます。
ついて行くと食堂名物豚の角煮まんをくれるのでほたるはそれを半分にして渡し、2人は互いに喜びを分かち合いました。
それから雪が積もりグラウンドでほたるのヘアピンを花野井が夜まで探し、
それをきっかけにお試しで付き合うことになり、約束のクリスマスの日までの間、徐々に関係を深めて行きます。
【花野井くんと恋の病】1巻の目次
・第1話「はじめまして」
・第2話「初めての彼氏」
・第3話「初めてのお部屋訪問」
・第4話「初めてのクリスマス」