【カカフカカ】1巻のあらすじ
主人公の寺田亜希は特に趣味、夢、特技はなく、2年前に就活で心が折れた結果、現在はコンビニのアルバイト店員をしています。
そんな彼女ですが、帰宅したら、付き合って4年、同棲して2年の彼氏が他の女性とおり、荷物を持って家を飛び出しました。
喫茶店で友人2人に彼氏と別れたこと、敷金礼金を新たに払う余裕がないことを話すと飯野は人がいると眠れないからと断りるのですが、
のりちゃんは妊娠し結婚をするのでルームシェアしている部屋から出るので、亜希が代わりに入るよう言い2人を驚かせます。
のりちゃんの案内でルームシェアの部屋に亜希が行くと、現在男性のトモくんだけがおり、絶対大丈夫な子なので安心するよう言われました。
そのトモくんとは本行智也と言い、亜希が中2の時のクラスメイトで初めて付き合い色々した仲です。
のりちゃんは本行に後を任せて去り、残った2人は近況を話し合い、亜希は自分がコンビニのアルバイト店員をしていることを話し、
本行のことを聞くと彼は出版系の仕事をしていると答え、亜希はすごい、優秀、もてそうなどとほめます。
そんな彼女を見て本行は変わったねと言い、亜希は中2の頃は自分は無敵だったが今は違うと卑屈になるのでした。
台所で流しの上の戸棚に手が届くか亜希が試すと、重い鍋がそこから落ちようとして亜希の後ろから本行が手を伸ばして抑えます。
本行はその体勢のまま立ち続け、亜希はおしりに何か硬い物があたることを感じました。
亜希は本行に早くどくよう怒鳴り、本行が相談があるから部屋に行っていいか聞くと亜希は「一歩でも入ったら・・・ちぎる」と脅します。
それを見た本行はやはり変わっていないかもとつぶやくのでした。
亜希は自分の部屋で座り込み、のりちゃんは妊娠、結婚をすること、飯野は2年目でやっと仕事面白くなってきたと語っていたことを思い、
自分の不安定な経済状況と昔の男に軽くいけるとバカにされたことから落ち込みます。
さらに本行の「変わったね」という言葉を思い出し、
自分はそれほど変わったのではなく自分がしょぼいことに気付いていっただけなのだと亜希は考えていました。
その時、本行が部屋の外から出かけること、戸締りして欲しいこと、誰か帰って来てものりちゃんが話しを通しているはずであることを伝えて出かけて行きます。
亜希は昼前に起きると酒と女性の匂いが廊下にただよっており、本行は自分じゃなくても相手がいるだろうと納得しますが、本行の変わりようにもやもやしました。
亜希は本行にあまり関わらずに生活することにしたのですが、彼はよく玄関や廊下で寝ているので本人に直接、夜うるさいこと、酒・女臭い、変なところで寝ることを文句言います。
本行は「ちょっとごめん」と亜希を抱き寄せると、亜希は本行の硬くなったものを感じ「おまえは思春期の男子か」と突っ込みます。
しかし、本行が言うには彼は2年ほど特にきっかけがなく立たなくなってしまっていたのですが、なぜか亜希と触れ合っている時だけは立つのでした。
それで本行は亜希に変なことはしないから協力して欲しいと言います。
それから亜希は残り2人の同居人と出会ったり、本行を助けるために同衾したりし、以前よりも少しだけ面白い生活を送るようになるのでした。
【カカフカカ】1巻の目次
・第1話「003」
・第2話「047」
・第3話「089」
・第4話「123」