【Dr.STONE】1巻のあらすじ
大樹(たいじゅ)は今日この日、五年越しの思いを杠(ゆずりは)に伝えるために、杠を学校のクスノキの下に呼びだします。
大樹がいざ告白しようとすると、突然空が光りだし、皆石化してしまいました。
地上から人類が消えて数千年後、なぜか石化が解けた大樹。
大樹はさっそく、杠を探し始めます。
石化した杠を見つけた大樹は、あの日言えなかった続きの言葉を石化した杠に伝え、絶対に助け出すことを誓いました。
どうやって助け出すかわからない大樹、しかし杠の近くのクスノキに川下れデカブツという文字を発見します。
彼をデカブツなんて呼ぶ人間は、彼の友人であり、マッドサイエンティストの千空(せんくう)しかいません。
大樹は、千空に出会うと嬉しさのあまり千空に飛びつきますが、
男二人が素っ裸で抱き合うのは気持ち悪かったらしく千空は拒否しますが、
出会った二人は熱く語り合い、石になった全人類を助け出すという事を誓います。
なぜか石化の解けた千空、千空はものすごく理系脳で、復活したときになぜ自分は復活できたのかと考えます。
答えは得られませんでしたが、もしかしたらコウモリの糞から生まれる硝酸が理由なのではと考え、
何回も、何十回も硝酸を使った実験を繰り返していました。
しかし、何回やれど実験はうまくいかず、酒さえあればナイタールが作れるが、もちろんこんな世界にアルコールなんてあるはずないです。
そんな時、大樹はブドウを使えば酒を造ることができるのではないかと発言します。
そこから毎日、お酒造りに励んだ二人、ようやくワインも完成し、次は、ワインからアルコールだけを取り出す作業が始まりました。
アルコールだけを取り出すには蒸留という現象を使い分離させようとしますが、もちろんそう簡単にはいきません。
何回も試行錯誤を繰り返し、何度も何度も失敗を重ね、アルコールが取れた後も何回も硝酸との配合量を変え、
ついに千空達は石化を溶かす液体を完成させるのでした。
実験を始めて百回を超え、ようやく、この訳の分からない現象に勝利した千空。
しかし、ブドウからワインを作り出すことを提案したのは大樹、
そのことを重々承知していた千空は、最初に助ける人間を大樹に決めさせます。
もちろん大樹が初めに復活させる人物は一人しかいません。
大樹と千空は、すぐに杠のもとに向かい、さっそく復活液を使おうとしますが、大樹は千空を止め杠は裸だと言い目つぶしをします。
何があってもこのまま杠を復活させたくない大樹は、キャンプに杠を連れ帰り、服を着せてから復活させることになりました。
キャンプに杠をもって帰っている途中、何かの視線に築いた千空、よくよく見てみるとその視線の正体はライオンでした。
3700年後の世界では食物連鎖の頂点は、人間ではなくもちろんライオンです。
このままキャンプ地まで逃げ帰れそうもなく、絶体絶命な状況の大樹達ですが、大樹はとある作戦を思いつきます。
さて、大樹が思いついた作戦とはいったい何なのか、また二人は無事に生き延び杠を復活させることはできるのでしょうか。
【Dr.STONE】1巻の目次
・Z=1「STONE WORLD」
・Z=2「FANTASY VS SCIENCE」
・Z=3「KING OF THE STONE WORLD」
・Z=4「純白の貝殻」
・Z=5「杠」
・Z=6「大樹 VS 司」
・Z=7「火薬の冒険」