【東京卍リベンジャーズ】1巻のあらすじ
ある日、ゴロゴロテレビを見ていた花垣タケミチは中学生時代に唯一付き合っていた彼女、橘日向が死んだとニュースで知った。
壁の薄いボロアパートの隣人やレンタル屋の6歳下の店長にバカ扱いされる人生、極めつけドーテー。
そんな人生を送っていたタケミチは駅のホームで誰かに背中を押されて線路に落とされてしまう。
電車が近づいてきて”死ぬ”と思った瞬間、思い出したのは橘ヒナタの存在だった。
走馬灯のように中学生の頃の回想が流れる中でふと気づくとそこは渋谷駅、目の前にはマコト、山岸、アッくん、タクヤの懐かしい当時のツレが。
ふと鏡に映った自分に唖然、、ダセェヤンキー姿の中学生時代の俺。
ポケットにはガラケーと500円玉、ガラケーを開くと12年前と今日と同じ日付だった。
ちょうど今から渋谷三中の2年に喧嘩を売りにいく途中で、流れで喧嘩に参戦することになる。
やってきた渋谷山中は振り切った本物の”不良”、中3にして暴走族。
いとこのマサルくんはアタマと思っていたのに、年下のタケミチ達に見栄を張っていただけで実はパシリだった。
ボコボコにされ、今日から東京卍會の兵隊に任命され、地獄の日々が始まる。
その後、タケミチは中学を卒業と同時に逃げ出し、一人暮らしやバイトを始めたが、何もうまくいかず謝り続ける最悪の生活、そんな走馬灯がよぎった時に思い出したのは橘ヒナタの言葉。
今までの人生とニュースで知った橘ヒナタの死の原因が繋がり始めた。
橘ヒナタの顔が気になり、会いに行くと、涙が溢れ出てきた。
帰りに公園で感傷に浸っていると、カツアゲされている少年が。
タケミチが助けるとその少年は橘ヒナタの弟の直人だと知る。
橘ナオトに姉への思いを打ち明け、2017年、今から12年後、姉弟は死ぬことを告げ、橘ヒナタを守ってくれと伝える。
これが現実だったら、テレビの前で見るしかなかったやるせなさ、悔しさを変えたい、そんな思いで橘ナオトと握手した。
目の前が真っ暗になり、目が覚めたら駅の医務室にいた。
時は2017年7月4日、駅の乗務員からホームに落ちたことを知る。
助けてくれたのはなんと、橘ナオトだった。
タケミチがタイムスリープしたことによって、過去の橘ナオトの運命をかえ、未来を変えた。
姉を助けるため、再度タイムスリープをして過去に戻り、”東卍”のツートップである”佐野万次郎”、”稀咲鉄太”と会い、この2人が出会うことを止めに向かう。
過去に戻るトリガーが橘ナオトとの”握手”、姉を救いたい気持ち十分に過去へタイムリープする。
戻った日は12年前の7月6日。渋谷三中のトップ清水将貴が仕切るちょうど喧嘩賭博の真っ最中だった。
毎日東京卍會のいいなりで、友達も彼女も捨てて喧嘩の日々。
ふと佐野くんのことを清水将貴”キヨマサ”くんに聞くとボコボコにされてしまう。
また逃げ出したい気持ちがいっぱいで橘ナオトのところに戻ろうと住んでいるマンションへ向かうと、ヒナタと出会う。
翌日、友達のタクヤが喧嘩賭博に参加することを知る。
喧嘩できないのにタケミチの仇討ちとして意気込んでくれ、そんな友達の思い、過去でも現代でも立ち向かわないといけない思いで、タケミチはキヨマサくんにタイマンを申し込む。
タイマンの最中、登場したのが、東京卍會副総長の龍宮寺堅”ドラケン”、総長の佐野万次郎”マイキー”だった。
マイキーに友達として気に入られ、喧嘩賭博はあっさり幕をおろし終了。
マイキーに出会ったはいいが、この後どうしたらいいかわからないまま過ごしていると、マイキーから会いにきてくれた。
タケミチはマイキーの10年前に亡くなった兄貴に似ているらしく、タケミチの譲れないものに対する思いに気に入ってくれた。
マイキーは良い不良だけど”悪い奴”じゃない。
少なくとも関係のないヒナタを殺してしまうような2017年の東京卍會のボスでは絶対ない。
何がマイキーを変えたのか、もう一人の稀咲鉄太とは何者なのか。
【東京卍リベンジャーズ】1巻の目次
・第1話「Reborn」
・第2話「Resist」
・第3話「Resolve」
・第4話「Relieve」
・第5話「Revolve」