【キングダム】54巻(最新刊)のあらすじ
十二日目、朱海平原右翼の戦場。
絶対絶命の王翦軍の右翼は、信と王賁による飛信隊と玉鳳隊の覚醒により王翦軍の右翼は決死の奮戦をする。
尭雲は信と王賁の覚醒に驚くと、虚をつかれたと認め、趙左翼全軍を一時後退させることを決定する。
それにより、ついに王翦が中央軍を動かすことを決意する。
その夜、勝利に沸く飛信隊だが、満身創痍で配給も最後であることを河了貂は不安に思う。
そんな中、最後の配給は将校が手渡しで配ることを信は提案する。
一方、李牧は動揺する部下に、相手の食料がないという絶対有利があるから、安心するように伝える。
李牧軍右翼では、李牧からの伝言を伝えにきたカイネに尭雲が不吉な予言し、カイネは激怒する。
夜が開け、いよいよ中央軍が動き出す。
王翦軍の第四将・倉央が王翦に、王賁の覚醒だけではなく、信の覚醒まで読むとはさすがですと褒める。
それに対し、信の覚醒はわかっていたが、王賁の覚醒は賭けだったと話す。
また、自軍右翼のミスを説明するも、右翼が勝つと予言する。
李牧軍左翼では、尭雲が李牧の計略によって、王賁を打つ作戦を実行する。
たくみな用兵により十槍を引き連れた尭雲が王賁の本陣に現れる。
王賁の救援に向かおうとする番陽は趙峩龍に阻まれてしまう。
王賁と王賁軍の精鋭の必死の抵抗により、尭雲の雷獄を突破しようとするも、ある理由により寸前のところで失敗。
尭雲との直接対決になってしまう。
満身創痍でありながら必死に戦う王賁。
尭雲に大きな傷を尭雲に負わせるも、尭雲から必殺の一撃を食らってしまう。
その後、王賁の部下が犠牲を払いながら王賁を逃がそうとする。
尭雲も怪我を負っているため止めを刺すのを諦める。
十三日目がそのまま終了。
夜、落ち込む玉鳳隊の陣地に突然あらわれる信。
動揺する番陽をなだめ、羌瘣を王賁の治療に向かわせる。
動揺する王賁軍に、自分が来たのは王賁の見舞いではなく、明日勝つための話し合いに来たと檄を飛ばす信。
その後、いよいよ無くなる食事に意気消沈する飛信隊の陣地に、王賁軍の幹部と亜光軍の幹部が集まる。
そこで、信が今から右翼の総大将となることが決まる。
これらの報告を聞いても同様しない王賁。
一方、14日夜、鄴の城内に異常な事件が起こるが、朱海平原にはまだ伝わっていない。
14日目朝、今日が王翦軍右翼の最激戦日なると理解し、動揺する河了貂を慰める信。
李牧と王翦の戦況の読み合い。
飛信隊にとって最大の激戦が幕を開ける。
飛信隊は守りを捨て超攻撃型の戦いで趙峩龍に迫ろうとする。
飛信隊が決死の戦いをする中、尭雲には王賁なき王賁軍、馬南慈には亜光なき亜光軍が退治し、一人も飛信隊のもとに行かせぬよう奮戦する。
飛信隊が意外に奮戦する様子を見た趙峩龍は隔砂陣を展開する。
これが超三大天の鉄壁の守りだという河了貂。
勢いを止められてしまう飛信隊。
そこに突撃する信。
信を先頭に隔砂陣を侵食していく飛信隊。
そんな中、助けにいかない決まりのはずの新人の小隊のところに松左が向かおうとするが?
【キングダム】54巻(最新刊)の目次
・第581話「見える景色」
・第582話「最後の夜」
・第583話「十三日目」
・第584話「数十騎」
・第585話「雷獄」
・第586話「二突きの勝負」
・第587話「祈るのみ」
・第588話「右翼の本営」
・第589話「夜の出来事」
・第590話「攻め偏重」
・第591話「三大天の盾」
・実写映画公開記念
原泰久20,000字インタビュー